リアルタイムに変動する為替レート
FX・外国為替証拠金取引は、外貨預金のように日に数回提示される為替レートではなく、インターバンク市場で取引されている為替レートに近いレートでのお取引が可能です。「為替レート変動の仕組み」でも解説しましたが、為替は、各国の通貨を取り扱う巨大なオークション市場のような物で、オークションの如く通貨の需要と供給のバランスによって常に変動し、資本の流れによって波を打つように上下しているのです。
外貨預金や、銀行などで日本円を外貨に換金する際は、TTSと呼ばれる円を外貨に替える際(金融機関が顧客へ外貨を販売する際)に適用されるレートが決済レートとなります。。
TTSレートはあくまでも1日に数回の更新となりますので、決してリアルタイムのレートでの取引が不可能となってしまいます。
| 通貨名 | T.T.S. | T.T.B. |
| USD (米ドル) | 101.00 | 99.00 |
しかもTTSレートは、リアルタイムの為替レートに1円前後上乗せされたレートとなるので優れた決済レートとは言えません。
例えば、現在のリアルタイムレートが1ドル100円だとすると、TTSレート(外貨預金や、換金時に適応されるレート)は1ドル101円となるのです。
元々100円で購入できる物を、101円(1円余分に)支払わなければならないのは、とても損した気分になります。手数料なのでしょうがないとは思いますが、それでも高いですよね。
逆に外貨から日本円へ換金する場合には、TTBと呼ばれる銀行が顧客に対して外貨を買い取る(外貨を円に交換する)時に用いられる為替レートが適応されます。
このTTBレートもリアルタイムレートから1円前後の手数料分が差し引かれる計算となります。
現在1ドル100円だと想定し、手持ちの1ドルを日本円に換金しようとすると、TTBレートはおよそ99円と決定され、100円の価値がある物を、実際よりも低い99円で売却となるのでこれも手数料がとても高いことになります。
外貨を買うときには実際のレートよりも1%程高く買わされ、売却するときには実際のレートよりも1%程安く売らされる投資家には100%不利な決済レートだということが分かっていただけます。
しつこいようですが現在のリアルタイムのレートが100円だと想定して、日本円をドルに換金して、そのドルをすぐに日本円へまた換金した場合の手数料を計算してみましょう。
日本円⇒米ドル 決済レート=101円 (手数料1円)
米ドル⇒日本円 決済レート=99円 (手数料1円)
101円で買った物を99円で売却すれば2円の損(手数料)です。元金の2%が手数料で持っていかれるなんて高すぎます!
FXではリアルタイムでのレートが決済に適応
FXではTTSもTTBも関係なく、リアルタイムレートでの取引が可能なため外貨預金などにくらべてコストを10分の1以下におさえる事が可能です。FXにかかってくるコストについては、「FXの手数料は?」で解説していますが、一般的に元金に対して0.03%~0.12%ほどで、外貨預金の手数料が元金に対して2%かかるのと比較すると、0.03%の手数料のFX業者であれば、コストを66分の1以下におさえる事が可能なのです。
外貨預金=手数料2% 100万円の取引で2万円の手数料
FX・外国為替証拠金取引=手数料平均0.07% 100万円の取引で700円の手数料
2万円と700円ではどちらがお得か一目瞭然です。大切な資産が手数料だけで目減りしてしまうのはどう考えたって"もったいない"の一言に尽きます。
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【リアルタイムに変動する為替レート】は2008年11月04日に更新されました。




